マシーナリーとも子をダシにネオジオminiの収録タイトルを語る回
マシーナリーとも子というバーチャルYouTuberがいる。
来年のアイドルマスターシンデレラガールズ総選挙にて「池袋晶葉」の順位を上げるために啓蒙活動を行いながらバズったカフェに行けなかったりスープ作ったり、支援者の投げ銭パワーを借りてSSR池袋晶葉を引いたりしているサイボーグだ。
で、そのマシーナリーとも子の活動の中で自分が一番好きなのが15話、ギルティギアを通した格闘ゲームの紹介回なんですよ。
この回は格闘ゲームで遊ぶ楽しみの根幹である「情報量がめちゃくちゃ多いキャラを動かす面白さ」が語られてて、そう!それだよブレイド!!ってなるし、対戦をするなら同じぐらいの実力の人を巻き込む事が大事ってのもその通り過ぎてわかりみが強い!
(その同じ実力の対戦相手を探すってのが滅茶苦茶難易度高いわけだが)
実際問題、マジでこの動画みて格ゲー属性のない会社の同僚がXrd買ってるからね!
で、そんなマシーナリーとも子も好きな格闘ゲームを時代と共に作り続けたSNKが発売する「ネオジオmini」の収録ラインナップが発表になりました!!(ここまで前フリ)
格ゲー黎明期から100円玉と共に歩んできたおっさんゲーマーとしてはあまりにも思い出深いネオジオタイトルを、せっかくなのでぐだぐだ管巻いて紹介したり、当時の思い出なんかを語ろうというのが今回の趣旨。ダシにしてごめんよとも子。
ザ・キング・オブ・ファイターズ '94
“NEOGEO mini”
SNKのドル箱シリーズ、KOFの記念すべき第一作目
3対3のチームマッチという点が新しく、当時は「1コインで色んなキャラが遊べてお得」という感覚もあった。
発表当初は「餓狼と龍虎のキャラが同じステージで戦う!」というクロスオーバーの衝撃がとにかく大きかった作品。
一部のキャラの小足連打がメチャ減るので有名。
ザ・キング・オブ・ファイターズ '95
“NEOGEO mini”/“NEOGEO mini インターナショナル版”
チームエディットが可能になり好きなチームを作れるようになった第二弾。
この年から人気キャラ「八神庵」が参入、後に「オロチ編」とも呼ばれるオリジナルストーリーが展開されたことにより、主人公「草薙京」のキャラ性も引っ張られるように向上。
「作品の垣根を超えたクロスオーバーゲーム」から、「オリジナルストーリーを主軸にした毎年恒例のお祭り作品」としての側面が強くなっていく。
隠しキャラとして使えるオメガルガール(ラスボス)が無茶苦茶な性能ではあるが、
京や庵も負けないぐらい滅茶苦茶な性能だし、当時はルガール込みでも普通に対戦が成立していた。そして勝つと当然台バンもされた。
ザ・キング・オブ・ファイターズ '96
“NEOGEO mini”
システムが一新され、4種類のジャンプ機動や前転、後転、など後々まで長く使われるシステムが採用された作品。
だが、このタイトルでは微妙に内容が洗練されておらず、中ジャンプの残像で処理落ちが起きたりコマンド入力が異常にシビアだったりとツッコミどころも多い作品。
ネオジオは「シリーズ物で新規システムを採用したが最初はうまく行かず、次回作以降でシステムがブラッシュアップされる」
というパターンがやたら多いのだが、KOFのシステムの転機となったのは間違いなくこの作品。
対戦で人権のあるキャラがやたら少ないことでも有名。
ジジイ(鎮元斎)が寝るだけでやばい。
ザ・キング・オブ・ファイターズ '97
“NEOGEO mini”/“NEOGEO mini インターナショナル版”
「オロチ編」ストーリー完結回と称されたシリーズ第四弾。
KOF96のシステムをブラッシュアップした「アドバンスモード」、KOF94.95のシステムをもとにした「エキストラモード」の二種が選べるようになり、システムが洗練された一方、96の反動で必殺技がやたら出る≒暴発するようになり、危険な連続技も数多く存在する。
空キャンパワーチャージのA級コンボ(ネオジオフリーク風表現)にトラウマを植え付けられた人も多い。
ゲーメスト、ファミ通、ネオジオフリーク各紙で参戦キャラの投票が行われ、各紙で一位を取った「山崎竜二、ブルーマリー、ビリー・カーン」が選ばれたが、投票から実装までの期間やストーリーへの絡み方なども含め出来レース感がだいぶあったが、みんな見ないふりをしていた。
また、中国でやたら人気があるのも一部では有名。
中国でなぜKOF97が人気なのかは「KOF97 中国」でググればいろいろな記事が出てくるので興味ある人は探してみてください。
ザ・キング・オブ・ファイターズ '98
“NEOGEO mini”/“NEOGEO mini インターナショナル版”
KOF94~97の集大成として作成されたストーリーの無いお祭りタイトル。
格闘ツールとしての完成度が非常に高く、現在でも現役プレイヤーが居るKOFを代表する作品。
94で消えたアメリカンスポーツチームが復活し、一部の人達を驚かせた。
ザ・キング・オブ・ファイターズ '99
“NEOGEO mini”
この作品からストーリーを一新した「ネスツ編」がスタート。
多数の新キャラクターと共に、対戦中チームメイトを呼び出す「ストライカー」システムが導入。
この時代はストライカー呼び出しにモーションが必要だった為、悪い動きは少なかったが(無いとは言ってない)
それよりも必殺技が簡単に無限連続ガードになる拳崇のヤバさの方が目立っていた。
ザ・キング・オブ・ファイターズ 2000
“NEOGEO mini”/“NEOGEO mini インターナショナル版”
SNKは2001年に一度破産宣告を受け倒産することになるのだが、倒産前最後のKOFがこの2000。
熟練の域に達したドット絵と演出は素晴らしく、個人的にはEDの演出が最もカッコいい格ゲーだと思っている。
ゲーム内容としては前作からシステムをブラッシュアップし、いつでもストライカーを呼び出せる「アクティブストライカー」を導入。
これにより連続技が凄まじい伸びを見せ、「投げが決まると10割確定」といった修羅の対戦が展開されていた。
実際問題、ガチるには問題が多いゲームではあるが、身内対戦するにはかなり楽しいゲームだと思う。
ザ・キング・オブ・ファイターズ 2001
“NEOGEO mini”
破産宣告を受けた旧SNKの版権が「プレイモア」に買われたあと、
韓国のメーカー「イオリス」をスポンサーとして発売されたKOF。
今まで夏発売だったKOFが冬になり、資金や開発期間の都合により、
作風が前年とは大きく異なっている。
小足ガード不能のKOF史上最凶キャラ「フォクシー」、
大人の事情で歴史から存在が抹消されかけている「K9999」といった追加キャラや
あまりにもアクが強すぎる勝ちグラフィック、
シリーズを重ね極まったストライカー絡みのやばい連続技、
…というかストライカーが絡まなくてもやばい連続技を持つキャラ多数と、数々の伝説が存在するゲーム。
こういうやつです。
ザ・キング・オブ・ファイターズ 2002
“NEOGEO mini”/“NEOGEO mini インターナショナル版”
99から続いた「ネスツ編」が2001で終了し、またもや訪れたストーリーが無いお祭りKOF。
ストライカーシステムが廃止され、KOF98に近いシステムで構成された本作は、対戦ツールとしての評価も上々で、98に続き「ストーリーの無いKOFは当たり」という定説を生むことになる。
あと書いていて気づいたが出来の良いゲームほど語る要素が少なくて困っている。
ザ・キング・オブ・ファイターズ 2003
“NEOGEO mini”
MVSで作成された最後のKOFにしてタイトルに年号が振られた最後のKOF。
新ストーリー「アッシュ編」がスタートし、バトル中リアルタイムにチームメイトと交代できる「マルチシフト」を導入したが、
システムがまだ最適化されておらず、その完成はアトミスウェーブ基板で開発される次回作「KOF11」まで待つことになる(いつものパターン)
またこの頃のネオジオタイトル全般で何故か広く使われていた、やたら軽いペチペチSEの印象も良くない。
凶キャラ「デュオロン」の存在や、またこの時代の格闘ゲーム事情も相まって、流行らなかったKOFという印象が個人的にはかなり強い。
真サムライスピリッツ 覇王丸地獄変
“NEOGEO mini”/“NEOGEO mini インターナショナル版”
剣戟主体で一撃の重さが売りの「サムライスピリッツ」シリーズ第二弾。
香取慎吾が主人公覇王丸の声を当てたアニメ内で奥義天覇封神斬のコマンドを公開するなど、SNKが一番バブリーな時代だったのがこの頃。
エンディングで大人気キャラ「ナコルル」をうっかり殺してしまった為、後のシリーズで帳尻合わせに四苦八苦することになる。
(なお最終的には死んでない事になった)
サムライスピリッツ 天草降臨
“NEOGEO mini”/“NEOGEO mini インターナショナル版”
サムスピシリーズ第四弾
敵を散々切りつけた挙げ句、逆ギレして怒りゲージがMAXになる14連斬が印象的。
前作、斬紅郎無双剣が減りすぎ、10割当たり前で受けが良くなかったのを反省したのか、体力ゲージが2本に増えたりしたが、やばい技やムーブがあるのは相変わらずで
情報が出揃っている今ではかなりエキセントリックな対戦が可能。
サムライスピリッツ零SPECIAL
“NEOGEO mini”/“NEOGEO mini インターナショナル版”
MVSで制作された最後のゲーム。
残虐表現が激しく、家庭用で回収&修正がされてしまった為、長いことMVS版の忠実移植がされていなかったが、最近PS4にて完全移植版が発売されファンを喜ばせた。(自分も買った)
ちなみにちょっと格ゲーかじった人なら知ってるかもしれない「中撫子出してるだけで勝てる」のは前作「サムライスピリッツ零」なのでお間違えなく。
餓狼伝説SPECIAL
“NEOGEO mini”/“NEOGEO mini インターナショナル版”
SNKを代表する格ゲー「餓狼伝説」シリーズ第三弾にして、最大のヒット作。
2018年の現在でも全国各地に対戦コミュニティが存在し、高田馬場ゲーセンミカド主催による全国大会も行われている、現在進行系で「現役」の格闘ゲーム。
小技ペチペチ連続技の減りが凄いので大味なゲームと思われがちだが、ジャンプのスピードが遅いのも相まって、どちらかとストⅡに近い、繊細な間合いの取り合いが肝だと個人的には思っている。
リアルバウト餓狼伝説
“NEOGEO mini”/“NEOGEO mini インターナショナル版”
餓狼伝説3で一新されたものの、色々と問題があったシステムをブラッシュアップして(またかよ)発売されたシリーズ第五段。
シリーズ通しての人気キャラ「ギース・ハワード」の最後が描かれたシリーズとしても重要な作品。
「さらばギース」のコピーが踊る蜃気楼氏のポスターが最高にカッコ良い。
初期基板だと実は↓↓Aや↓↓Cで超必殺技や潜在能力が無限に出せてしまう
デバッグモードを起動するコマンドが残ったままになっており、
これを使ってCPUを無茶苦茶にボコるのが当時流行った。
リアルバウト餓狼伝説2 THE NEWCOMERS
“NEOGEO mini”
対戦ツールとして特化して作られた餓狼伝説。
回転スピードを意識したのか、MVS版では勝利後の勝ちゼリフ画面すら存在しない(家庭用には追加)
実際、対戦ツールとしての完成度は高く、ガチ勢も存在するが、そのストイックな作りのため一般受けはあまり良くなかった。
KOF98がすぐにリリースされてしまったのも不幸といえるかもしれない。
餓狼 MARK OF THE WOLVES
“NEOGEO mini”/“NEOGEO mini インターナショナル版”
リアルバウト餓狼伝説から10年後の世界を描き、ギース・ハワードの息子ロック・ハワードを新主人公にした新たなる餓狼伝説。
シリーズ特有のライン移動を廃し、ブレーキングやTOPシステムなど新システムを多数盛り込んだ。
また、10年経過し熟練の風格漂う新デザインとなった旧主人公「テリー・ボガード」を
はじめとした旧SNK後期の熟達したノウハウが存分に発揮されたキャラクター達は人気も高く、新たな餓狼伝説のスタートに誰もが期待したのだが…前述の通りSNKは破産。
その煽りを受けて続編の制作もされず、餓狼伝説のストーリー展開はこの作品を最後に止まっている。
つい最近予定されていた続編の追加キャラのデザインがインタビュー上で公開され、ファンを驚かせた。
ワールドヒーローズパーフェクト
“NEOGEO mini”/“NEOGEO mini インターナショナル版”
世界中の偉人がタイムマシンを駆使して(何故か)戦うADK製の格闘ゲーム最終作。
NEOGEOのFateとか言うな。
キャラ限定ながら技のスキをゲージを使って消すいわゆる「ロマンキャンセル」の原型となるシステムが搭載されていたり、時代を先取りした性能の技が垣間見えた。
隠しコマンドで使用できるNEODIOの性能があまりにも酷いので知らない人との対戦では絶対に使用しないようにしよう。
風雲スーパータッグバトル
“NEOGEO mini”/“NEOGEO mini インターナショナル版”
実戦空手とブーメランを組み合わせた全く新しい格闘技でお馴染みの風雲黙示録の続編。
風雲黙示録はどちらかというとコミカルな路線だったが、今作はハードボイルドな路線に変更された。
日本ではあまり対戦が流行らなかったが、アジア圏でヒットしたらしい。
龍虎の拳
“NEOGEO mini”/“NEOGEO mini インターナショナル版”
「覇王翔吼拳を使わざるを得ない」でお馴染み100メガショック第一弾。
硬派なストーリーを全面に押し出した一人用特化とも言える格闘ゲーム。
現在の格闘ゲームでは当たり前の概念である中段技やダッシュ、バックステップ、そして超必殺技といった先進的なシステムを採用した画期的なゲームである。
一人用特化ゲームなので対戦バランスに関してはお察し。
KOFの常連なので長いシリーズかと思いきや、シリーズは1、2、外伝の3作しか出ていない。
格闘ゲーム史上に燦然と輝く愛され不遇キャラ「藤堂竜白」の活躍をその目に焼き付けよう!
幕末浪漫第二幕 月華の剣士 月に咲く華、散りゆく花
“NEOGEO mini”/“NEOGEO mini インターナショナル版”
NEOGEO後期に出たもう一つの剣戟格闘ゲーム。
到るところに「るろうに剣心」の影響が見られるが、作者の和月先生も劇中にSNKキャラ出してたからお互い様だよね。
実際問題第二幕に緋村剣心を出す企画自体は動いていたらしい。
SNK後期らしいキレキレの演出が見られる。
2作できっちりストーリーが完結しているのも好印象。
NINJA MASTER'S 覇王忍法帖
“NEOGEO mini”/“NEOGEO mini インターナショナル版”
今回のネオジオmini収録タイトル格ゲー部門でもトップクラスのマイナー格ゲー。
通称NINJAコンボと呼ばれる通常技連続入力によるコンボ(いわゆるチェーンコンボ)が簡単に繋がる爽快感あふれるゲームシステムだが、あまりにも簡単につながり過ぎて
「小足触れたら十割」みたいなことがほとんどキャラで出来る、極まると地獄のようなゲーム。
痛快GANGAN行進曲
“NEOGEO mini”
あまりにも濃いキャラクターしか居ない、ADK製の格闘アクション。
ガードキャンセル攻撃が強く、タイトルとは裏腹にガンガン防御するほうが勝ちに繋がりやすい。
当時自分は何故かこのゲームがお気に入りで、一日一回CPU戦をクリアするのを日課にしていた。
メタルスラッグ
“NEOGEO mini”/“NEOGEO mini インターナショナル版”
メタルスラッグ2
“NEOGEO mini”/“NEOGEO mini インターナショナル版”
メタルスラッグX
“NEOGEO mini インターナショナル版”
メタルスラッグ3
“NEOGEO mini”/“NEOGEO mini インターナショナル版”
メタルスラッグ4
“NEOGEO mini インターナショナル版”
メタルスラッグ5
“NEOGEO mini インターナショナル版”
長い長い格闘ゲーム語りが終わり、アクションゲームにやっと突入。
まずはネオジオ横スクロールアクションの代表格メタルスラッグシリーズ。
自分があまりナンバリングごとに細かく語れるほどのプレイ量が無いのでまとめて。
微細に書き込まれ、多彩な動きを見せるドット絵、多彩な武器とタイトルにもなっている特殊車両「メタルスラッグ」による破壊の爽快感、絶妙な難易度設定とアクションゲームのお手本の様なゲーム。
シリーズも多数作られ、横スクロールアクションの代表的なゲームとして存在している。
とにかく「どこのゲーセンにも駄菓子屋にも何らかのシリーズがある」という凄まじい立ち位置のゲームだ。
キング・オブ・ザ・モンスターズ
“NEOGEO mini インターナショナル版”
キング・オブ・ザ・モンスターズ 2
“NEOGEO mini”/“NEOGEO mini インターナショナル版”
巨大怪獣を操作し、街をド派手に破壊しながら敵怪獣と戦う、ネオジオ初期の人気アクションゲーム。
1は1対1で戦う怪獣プロレスだが、2はベルトスクロールアクションとなっており、実は結構ゲームシステムが異なる。
ネオジオ初期タイトルにありがちな高難易度(特に2)で長く遊ぶのはかなり至難の業でだが、破壊の爽快感は格別。
戦国伝承2001
“NEOGEO mini”/“NEOGEO mini インターナショナル版”
タイトルの通り、2001年に発売されたネオジオ後期のベルトスクロールアクション
戦国伝承はネオジオでシリーズ展開され、これが3作目。
…正直当時遊んだ記憶が全く無いから語ることがない!!!
ショックトルーパーズ
“NEOGEO mini インターナショナル版”
“NEOGEO mini”/“NEOGEO mini インターナショナル版”
見下ろし型の任意スクロールシューティングゲーム
選択出来るキャラクターが多彩で、3人チームを組んでプレイするモードもある。
「近接攻撃で敵を倒すとアイテムが出る」というシステムがリスクとリターンを生み、
難易度も極端に高くなく遊びやすい。
1は家庭用ネオジオでも発売されなかったレアゲームだったが、近年は移植の機会に恵まれている。
トップハンター ロディー&キャシー
“NEOGEO mini”
1994年に発売された横スクロールアクション。
2ライン性のステージ構成だったり、コマンド技を出せたりと一味違うゲームシステムだが、何よりダルシムかよとツッコミを入れざるを得ない、
突然伸びる腕のインパクトにすべてを持っていかれるゲーム。
ADKといえば忍者、忍者といえばADK。
前作「ニンジャコンバット」はベルトスクロールアクションだったが、
今作は縦スクロールシューティング。
コマンド入力による必殺技システムを搭載しているが、無条件で出せるため
レバーを回しつつボタン連打し、「爆烈究極拳」を連射しボスを瞬殺するニンジャが各地に溢れた。
ババババクレツキュウキョクケン!!
「しんぱいごむよう!みねうちでござる!」「すもうパワーにはまいったな!」
といった数々の迷言も生み出した。
バーニングファイト
“NEOGEO mini”
某動画サイトにて、異常なまでの熱意でRTA(リアルタイムアタック)動画を
更新して上げ続けている「まりっく」氏、そしてN氏こと「ネオジロウ」氏が中心となりここ数年で急激に盛り上がりを見せているベルトスクロールアクション。
自機の起き上がりモーションに無敵が無く10割コンボで死亡するのがザラだったり
どこをどう見てもハルク・ホーガンな見た目のレスラーが「イチバーーーン!!」と
叫びながら梅田の地下街でアックスボンバーをかましてきたりと
凄まじい世界観とゲームバランスではあるが、なぜか人を惹き付ける魅力のあるゲーム。
現段階ではマジで本家ファイナルファイトより盛り上がってるから凄い。
マジシャンロード
“NEOGEO mini インターナショナル版”
ネオジオ発売日に同発として売り出された4タイトルの一つ。
その名の通りファンタジー世界での剣と魔法のアクションゲームだが、
とにかく凄まじく難易度が高い。
ネオジオ初期は独自のウリとして「筐体に専用のメモリーカードスロットがあり、進行がセーブ可能」
というものがあったのだが、今作はそのウリを最大限に活かそうとしてしまったのか
セーブ・ロード前提とも言える狂気のバランスになっている。
まさにハード黎明期のコンセプト模索から生み出されたゲームと言える。
ラギ
“NEOGEO mini インターナショナル版”
殺意マシマシだらけなネオジオ初期タイトルでありながら、
ほどほどの難易度、ルート分岐や選択肢によるマルチ展開、マルチエンディング
葉っぱで裏返した敵を投げつける独創的な攻撃など、丁寧な作りが光る、初期の秀作横スクロールアクション。
見た目があまりにもタイムボカンな事には目をつぶろう。
サイバーリップ
“NEOGEO mini”
ネオジオ初期に発売された横スクロールアクションシューティング。
身も蓋もない事を言ってしまうと「斜めショットが出来ない魂斗羅」と言えば
ゲームシステムが説明しやすい。(だってグロいデザインのエイリアンも登場するし…)
ネオジオ初期ゲーのご多分に漏れず難易度が高い。
ネタバレになるが、実はエンディングが実質的なバッドエンドしか存在せずメチャクチャ後味が悪い。
ロボアーミー
“NEOGEO mini インターナショナル版”
その名の通り敵も味方もすべてロボなベルトスクロールアクション
鉄が鉄を殴ってる感抜群の打撃音が爽快。
アイテムを取ると無敵になるバギーにチェンジ出来るのだが、変身する際の中腰モーションがシュール。
クロスソード
“NEOGEO mini インターナショナル版”
ワイヤーフレームで表示された透明な騎士を操作し、
正面から襲い掛かる敵を撃破していく後方視点アクションゲーム。
ガードと見切りを駆使して進んでいく剣戟アクションは独特の緊張感があり、重厚なファンタジー世界を表現したグラフィック、BGMも良好。
難易度は高いがやりこみで突破できる奥深さもある名作ゲーム。当時すげープレイした。
ミューティション・ネイション
“NEOGEO mini インターナショナル版”
AKIRA風な退廃した世界が特徴的なベルトスクロールアクション。
ボタン押しっぱなしによるタメ攻撃が派手で特徴的。
バーニングファイト同様、自機起き上がりに無敵時間がなく、敵の攻撃モーション中は無敵という謎仕様もあるが、全体的な難易度はバーニングファイトよりは控えめ。
打撃音が気持ちよくて爽快。
ファイヤースープレックス
“NEOGEO mini インターナショナル版”
ネオジオでは珍しいプロレスゲーム。
プロレスゲームではありがちな肖像権ギリギリのキャラクター達がスリリング。
連打が全てのゲームシステムなので連付き筐体でないと腕が死ぬ。
ASOII -ラストガーディアン-
“NEOGEO mini”
任意タイミングで装着できるアーマーによるパワーアップが特徴で、
戦略的なパターン構築が楽しめるのが売りだが、
裏を返すとかなり複雑なシステムを理解する必要がある。
2と銘打ってるが、1はネオジオ発売前のSNK作品。
MVS筐体の4つ目にしれっと居座ってるゲーム、というイメージが個人的には強い。
ティンクルスタースプライツ
“NEOGEO mini”
非常に珍しい対戦型シューティングゲーム。
可愛いキャラクターデザインにわかりやすく奥深いゲームシステムが合わさり、発売当初から人気、評価共に高く、現在も根強いファンが存在する。
何気にADK最後のネオジオ作品。
ブレイジングスター
“NEOGEO mini”/“NEOGEO mini インターナショナル版”
プリレンダしたCGをスプライト化する「夢工房」特有のグラフィック表現が美麗な
ネオジオ後期のシューティングゲーム。
「ボーナス!」の声がやたら耳に残る
ラストリゾート
“NEOGEO mini インターナショナル版”
元アイレムのメンバーが作成していることがモロわかりのシューティングゲーム。
美麗な炎のエフェクトはそのままKOF94に引き継がれているのがわかるので、ネオジオminiで比較してみるのも楽しいと思います。
ゴーストパイロット
“NEOGEO mini インターナショナル版”
ネオジオによくある横画面縦シューティングゲームだが、この画面比率で横スクロール出来てしまう画面構成なので、横に動くと突然サイドから出てきた敵にやられるパターンが多い。
前述のASOⅡと同初タイトルなのだが、当時明らかにこちらのほうが出回りが悪かった。
ゲームの評価もあまり高いとは言い難く、色々と厳しい立ち位置のタイトルではある。
トッププレイヤーズゴルフ
“NEOGEO mini”/“NEOGEO mini インターナショナル版”
ネオジオのゴルフゲームと言うと、
メタルスラッグを制作しているナスカ製の「ビックトーナメントゴルフ」が名作として有名だが、今回収録されたのはネオジオ初期タイトルの「トッププレイヤーズゴルフ」
手堅い作りだが特に特筆すべき事も…という印象。
正直なぜビッグトーナメントゴルフではなくこっちを…感が強い。
こっちがビッグトーナメントゴルフ。出回りも良かったのでゲームセンターで見た人も多いのでは。
得点王
“NEOGEO mini”/“NEOGEO mini インターナショナル版”
何気にシリーズが4作出ている隠れた人気作であるサッカーゲーム「得点王」の第一弾
簡単操作でスピード感あふれるプレイが可能。
初代はレッドカードによる退場が無いので、悪質なタックルがバンバン飛び交う格闘戦も可能。
フットボールフレンジー
“NEOGEO mini インターナショナル版”
日本では流行らないが北米では一定の人気がある代表格であるアメフトゲーム。
正直日本のゲームセンターで見た記憶が殆ど無い。
ジョイジョイキッド
“NEOGEO mini”/“NEOGEO mini インターナショナル版”
テトリスのようでテトリスでないちょっとテトリスっぽい落ち物パズルゲーム
初期ネオジオは著作権や肖像権に対してだいぶビーンボールを投げてるので、
細かく言及するのはやめてあげよう。
こういうやつだ。
というわけで、やっと全タイトルの紹介が終了。
60タイトル近くを語るのは流石に疲れた…
でもネオジオminiの選定から漏れた、
天外魔境真伝、作戦名ラグナロク、ファイターズヒストリーダイナマイト、フライングパワーディスク、わくわく7…
といった語りたいネオジオゲームはまだまだたくさんあるよ!!
やはり自分の青春の一部を型どったとも言えるネオジオのゲームは大切な存在だな、ということを再確認しましたね。
みんなも未だ現役コンテンツであるネオジオのゲームをプレイしてシンギュラリティゲージを高めていこう!(マシーナリーとも子ブログとして最後の帳尻合わせ)